子供が通院する医院のホワイトボードにこのようなことが書いてありましたので気になり載せました。例年ではインフルエンザが出始めると一気に大流行につながるのですが、今年はまだ大流行とはなっていません。さて例年と違うのは、今みられているインフルエンザはB型が中心で、A型が少ないという点です。当院では先週B型が2/3でした。全国的にみても東北地方を除いてB型が多いようです。今の段階、全国で一番患者が多いと思われる神奈川県での流行をみると、一時A型が半分を占めていたのですが、また最近B型が多くみられるようになったようです。通常ならA型がこの時点で一気に逆転してA型の天下になるのですが、今年はこの傾向がみられていません。 さて本来B型はA型に比べると流行度が落ちます。それでも感染力も強くそこそこの流行になりますが、今年はこのパターンです。いつになったらA型が力を盛り返すのかですが、これが今後の流行に敏感につながっています。ひょっとしたらこのままB型中心に最後まで推移すると言う意見もありますが、まだはっきりしません。今後の情報に気をつけてください。
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