何故か今年度のハウスで頑張っているカーネーションを見学に訪れる方が多い。むしろカーネの出来が悪いときこそ訪れる方が多いような(涙)そんな話は別として、当園では、9品種のカーネを作っている。決して栽培している品種数は多くない。以前は20品種から作っていたが、品種名を覚えれなかったから栽培数を減らした(いい訳)たった9品種のカーネしか作っていないのに一品種ごとに性質が違う。新しい品種を導入してもその品種のはっきりした特徴や性質が分るまでに3年は掛かる。今、作っているカーネでも白色の「ソプラノ」これほど癖のある品種は珍しい。一番花は本当に短い。そして最大の短所だろうと思うが、一番花の節数が10〜12節ぐらいまで延びたところでネジレ(ヒネリとも言う)現象が表れ商品価値が低くなります。これは、ただの生理現象だか分らない。で、二番花は、一番花と裏腹にそれはそれは立派なカーネに育つんですよ( ^)o(^ ) これも原因を種苗会社に問っている最中だ。 この様に品種により性質が違うから頭を痛めているのです。
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