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はなまる日誌

   2006/11/21 (火)  考え色々、、、、
淡路のカーネーション栽培の歴史はかなり古い。生産者の歴史が古ければ古いほど、甘い、辛いも随分と判っている。市場出荷にしても、個選(個人で出荷)が約半分を占め、残りの半分は共選(共同で出荷)している。当園は、後者のグループ共選で自分で選別して、同じ出荷箱に入れて出荷するグループ共選に入っています。何故、グループで出荷するかと言うと大きい市場へ出荷するに当たって当園の様な規模の小さい農家だと、出荷数量が少なく大きい市場では、太刀打ち出来なくなるからです。淡路では、日本を代表するJA組織の非情に大きなカーネーションの共選組合があります。30人からの大きな団体です。私たちは、側から見れば大勢の生産者が居るから情報量も多く、結束力があり羨ましい限りと思いますが、先日その中の生産者の方一人が脱退したと聞いた。その共選出荷団体から抜けて出て個人出荷を始められるとの事であった。私はその方に直接会ってなぜ止めたのか聞いてみた。共選のみなさんは非情に年配の方が多く、価格の低迷、共選出荷にして手取りが増えるかどうかはケースバイケースだが、価格以外に生産者にやりがいを与えられていないとのこと、将来性がなくハッキリ言って組合のメリットが全くないとのこと。今後、完全個人出荷で自分の個性を主張するには個人出荷が妥当だとか・・・・これ如何に。ちなみに予断だが、もし私がグループを脱退したら「故人」になる(笑)
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