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はなまる日誌

   2007/02/17 (土)  施設野菜が高水準
農水省が5日発表した05年産品目別(野菜、果樹、花卉)経営統計によると、野菜の10アール当たりの農業所得は施設野菜が高水準で、施設ミニトマトが最も高いことが分った。施設ミニトマトの10アール当たりの農業所得は205万7千円、次いで施設イチゴが174万2千円。露地野菜は施設野菜に比べ低い水準にあろものの、果菜類の露地シシトウ(同92万円)や露地ミニトマト(同86万3千円)は比較的高くなっている。これは果菜類が根菜類や葉茎類に比べて多収量で単価も高く、農業粗収益が高いため。また、家族農業労働1時間当たりの農業所得は、露地キャベツが最も高いく2580円、次いで露地ニンニクが1666円となっている。露地野菜の根菜類や葉茎類が上位を占めているのは、果菜類に比べて収穫・出荷などの労働時間が少ないため。果樹の10アール当たりの農業所得は、オウトウ、キウイフルーツが最も高く38万円、次いでブドウの34万9千円、ビワの30万3千円となっている。オウトウは高級果実としての評価が定着して単価が高く、キウイフルーツは農薬費がかからないことなどで経費が少ないため。また、家族労働時間1時間当たりの農業所得でもオウトウが最も高く1627円、次いでキウイフルーツの1498円、ハッサクの1440円、ウメの1091円とつづく。施設花卉では、10アール当たりの所得はバラが最も高く162万円。次いでカーネーションの124万円、鉢物シクラメンが80万3千円。1時間当たりの所得は、キク(切り花)の1151円が最も高かった。(全国農業新聞より抜粋)
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