
黄色蛍光灯の点ける季節がやってきました。夏から秋にかけてカーネーション栽培にも大きな被害をもたらす。これらの害虫は初夏から晩秋にかけて長期間発生するうえ幼虫は蕾に潜り込んでいることが多く、薬剤による防除は困難で決め手になる完全な防除方法がないのが現状です。これらの害虫タバコガ・ヨトウムシ類は多種の作物に寄生し、そこで、平成6年から環境に優しい栽培方法として、黄色蛍光灯に着目し、有効な防除技術が確立されました。この黄色蛍光灯のお蔭で、農薬散布の回数が減ったのも事実です。また、夏場は昼間暑くて温室内での仕事が困難なときは、夜間黄色灯の明かりでちょっとした作業もできます。