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はなまる日誌

   2007/10/05 (金)  切実な問題
当、生穂地区は日本でも有数の花の産地である。それが上、歴史も嵩む。伝統がありプライドを持つ生産者が非常に多い。菊、菜の花、金盞花の栽培の歴史はそれはそれは相当なものだ。ざっと100年ぐらいになる。また我々が作るカーネもハッキリ判っているだけで、75年前に作っていたんだそうだ。花栽培する農家戸数も200軒を優に超えていた時代もあった????今では、100軒足らず・・・。その内、カーネ農家も30軒足らず。ちなみに、最盛期には70軒ほどのカーネ農家があったそうな。今では信じられない数字だ。そんな、伝統ある花産地でも切実な問題を抱ええている。それは、花を作る生産者の高齢化だ。かなりの高齢化が進み、当地区にも篤農家として鳴らしてきた生産者が数人いる。今まで卓越した栽培技術を地区の農家へ伝授してきた生産者も後継者が別の職業に就き、廃業せざるを得ない状況の農家も少なくないのが現状だ。そんな生産者ほど、後一年作れるかとか、途中で死んだら終わりやとか、寂しい言葉ばっかしでてくる。私たち若僧としては耳が痛く、本当に寂しい限りである。そんな中、私たちも元気溢れる花作りが復活する事を願って、日夜頑張っているのです!!!
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