

忙しい年末。今日は朝から冷たい雨が降っていた。何だか、雨が降ると仕事をするのも億劫になる。まいどの如く、カーネの採花にカーテン張りにとバタバタと忙しくしている。が、今日の午後から地区の年末恒例行事であるカーネーション部会の立毛現地巡回があり参加してきた。先日も当日誌で述べたが、当地区の花栽培農家は激減して衰退の危機にたたされている。で、ご多分に漏れずカーネーション栽培農家も今では23戸まで激減して、農園の経営者も私たちの親世代である70歳を越えるベテラン人ばっかし。カーネ栽培歴50年という兵も数人。話の話題は暗い話題ばっかし(>_<)もう、今年で立毛現地巡回への参加は最後など弱気な発言ばっかしが飛び出す始末だが・・・・。でも、こんな弱気な発言の中にもカーネを作る情熱だけは衰えていない。ハウス内を覗いてもピシッと引き締まり凛々しく揃うカーネたち。カーネが植わるネットの枠からはみ出すカーネは一本もないのには、流石ベテランの粋(いき)を超えて、神業としかいいようがないと関心させられましたわ。私たちは、身近にこんな兵の生産者がゴロゴロといる恵まれた環境である産地。たった一つでも技術を修得し、昨年よりか一歩でも進歩出来るように頑張りたいと・・・・。すると、ホンの少しでも明るい話題を提供出来るかもしれない(^_^;)