我が家(花丸園)の経営は家族労力のみで経営している。自分の目で徹底した栽培管理をし、生産量を減らしてでも品質を向上させるよう工夫している。が、これらと正反対に世界各国の花農家の経営はさまざまである。オランダを例にあげると、園芸農家では何と驚くことに、時給が2000円を超える(*_*)人件費対策として設備投資、機械化の導入を急ぎ、仕事もマニュアル化して効率のよい生産技術を開発し、技術も世界各国へ提供してきました。で、その後オランダの園芸農家は崩壊した。一方、日本でも他国の後を追うように園芸国へと発展して行った。まず日本では土木業界中心に景気が左右されているのも言い過ぎでない。国や県、農協をはじめ農業関係の行政も農家の機嫌取りばかりして構造改善事業などの補助事業に手広く協力した。で、浮き立つ農家も行け行けドンドンで経営規模が大きくなった。全く後のことを考えずにいた農家。挙句の果てに経営規模の拡大ばかりに協力してくれた甘え。需要と供給のバランスが大きく崩れた(>_<)農家は設備投資にばかり力を注ぎ借金火の車。ちなみに我が家もその内の一人かも(-_-;)超莫大な借金返済。人件費という多大なコストが掛かっている日本農業。 現状に甘んずる大多数の生産者。莫大な借金を抱えて夜逃げする農家も少なくないようである。こんな経営では将来があるのか 。
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