近状で篤農家(優秀な農家)として名を馳せるカーネーションを作る先輩農家さんと酒を飲みみ交わす機会を得た。話題はやはり「カーネーション」。おまはん(僕チンのこと)カーネーションの栽培技術は円熟期を迎え、ベテランの域に達し、地域のリーダーとして、ワシらを引っ張ってもらわんと、ワシらは死ねらん。僕チン、そんなこと言われても、栽培技術は冷や飯で、ベテランの域とまで言われても、自分では全くやと。でも、若輩もののときには、よくよそ様の農場を覗きに伺ったことを想い出した。でも最近は、よそ様の農場に伺っても、自分が情けなくなるから行かないことにしている。と、言ったら、その言葉は、「自分に自信が出来たんだよ」と、言われた。カーネーションを作るのにも「自分の型を持て」と言われつづけ、今に至っている。他所様の農場を見に行くより自分の考えに信念を持って取り組んだら、きっと結果は後からついてくる。の言葉を信じて今まで頑張ってきた。先輩の農家のお爺ちゃんの言葉には重みがある。
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