

先般も、はなまる日誌で話題にした温室、ハウスでの農作物栽培を放棄して建物が荒らされていることを話題にした。今、田舎の方では、過疎化が進み、高齢者しか住んでいない、いわば限界集落がこの淡路にも目立ちはじめてきた。これらと、ともに空き家も増えてきたのである。丁度、温室も空き家状態なんですわ。嘘のような話。何でも物は作れば売れる時代があった。農家の人々も元気いっぱいでヤル気満々。裕福なお国の補助の恩恵を受けたり、莫大な資金を投資したりして、行け行けドンドンで温室、ハウスを増棟して行った。○林○のお偉いさんたちが、構造改善事業と名を打って、小さな段々畑をブルドーザーで開墾し、大きな農場を確保して共同で沢山の農作物を作って消費者へ届ける作戦。この作戦に、我々はまんまと罠にかかってしまったわけだ。これも、ハッキリ言ってお偉いさん特有のばら撒き政策で、まだまだ行けるを合言葉に、温室、ハウスを増やせ、増やせで増やした。挙句の果てに需要と供給のバランスが崩れ、供給する方が、需要よりかはるかに増えた。これは農作物全てに言えることだと思う。で、これらに追い討ちをかけるように、輸入農作物が多く登場しはじめて、国内の農家はヤル気を失墜させらて行ったのである。これらの付けが放棄田などの元と言っても言い過ぎでないはずだ。