
つい先日まで暖かい日がつづいていたが、12月に入り多少気温も下がってきた。そのお蔭か、カーネたちもビシッと引き締まり凛々しい顔を見せはじめた。カーネの採花本数も微増に増えて喜びたいところだが、先日の研修会でも泣き言を言う生産者数人と会話する機会を得た。で、大いに盛り上がった話題は、例年、頭を悩まされている夏場の高温障害の話題。カーネは暑さに弱く、9月、10月の異常なほどの暑さがカーネに悪影響を及ぼし、スプレーカーネーションも通常は一本の木から3〜5輪の花を付かせるんですが、残念なことに2〜3輪がメッチャ多い(>_<)この様に、輪数が少なければ、当然商品価値も激減します(>_<)これらの原因はキッチリ判明しているんです。丁度、蕾が付きはじめる時期に必要以上に高温がつづいたことが最大の原因。でも、今年は雨が多く降り、曇天もつづいたことが原因だと言う人も。この対策として、カーネの植え付け時期に工夫して、わざわざ、植え付け時期を遅めにしたりして、花を咲かせる時期も遅くする努力をしているのに、この有様(>_<)自然相手の商売。自然には勝てません。でも、幸いなことに当園のカーネは全くと言っていいほど輪飛びの被害は見当たりません。むしろ、茎が細いのが多くて困っていますが(-_-;)