
連日連夜、温室では暖房機が稼働しています。この暖房機を動かすためには重油や灯油が必要となります。で、当園は重油を用いて暖房機を動かせています。そんな昨今は、燃料高騰の煽りをもろに受けているのも事実です。ちなみに、この重油の値段は1ℓ80円超えの超高値であり、お目目パチクリ、口あんぐりですわ(-“-)そんな高価な燃料を幾ら当園の様な零細農家でも、一晩に少なくてもドラム缶一本(200ℓ)は使います。少しでも立派なカーネを作らなければ、生花市場であったり、大切なお客様にはお届けできません。もし、無暖房でカーネを作るとどうなるか。文で説明するのはかなり難しいのです。一言でいえば、色がボケたり、茎が曲がったりします。また、スプレーカーネの場合はツンツンと矢の様に蕾が着いてきます。でも、中には品種により無暖房でも栽培が可能な品種もあるようです。地元、淡路農業技術センターでは、今、それらの研究もしています。先日のカーネの研修会では、その研究の一部ですが、研究員さんが公開していました。今、この技術センターを含めた官公庁もご多分に漏れず、経費削減が囁かれていますが、主要産業などへの技術開発などへの経費は削減しないでほしいです。これらの技術提供があるので我々も頑張れるのですよ(^^♪