
天敵農薬(ダニがダニを食べる農薬)を利用はじめて数年が経つ。もう随分前から野菜など口にする農産物には取り入れられていた。そもそも、この天敵農薬を使いはじめたキッカケは天敵農薬を取り扱う某王手の農薬メーカーさんがカーネーションを作っていて天敵農薬に少しでも関心のある生産者を探しているとのことで、地元の農業改良普及センターさんの紹介で、当園に白羽の矢が当たった訳である。元々、当園のカーネーション栽培は通常の栽培管理より農薬の使用回数が少なかったのも事実であり、これは単に農薬を購入する先立つ物がなかったためであるが・・・・。それは冗談として、本当に農薬の使用回数が少ない上へ、天敵農薬の導入で、益々農薬の使用回数が減少しているのも実証済み。正直、今シーズンの農薬使用回数を記した日誌を見渡しても、嘘かと疑いたくなるほど少ない。偶々、試験的に天敵を導入して、まさかこれだけの効果が表れるとは予想もしていませんでした。この天敵農薬を、また新しく植え付けたカーネにも新しい技法で挑戦したいと思っています。探究心も持って挑戦すると楽しい!!!!