
淡路島は屋根瓦(かわら)の産地として知られ三州瓦(愛知県)・石州瓦(島根県)と並び日本の三大瓦と言われています。「淡路瓦」。今から約400年前から瓦作りが行われ、肝心の瓦の原料となる粘土は非常に微細で可塑性が良く、収縮が少ないため精度の高い成型ができます。淡路島の土は「瓦を作るために用意された神秘の粘土」とまで言われています。
昨今では阪神・淡路大震災で倒壊した瓦屋根の住宅が何度もテレビで放映され、「瓦は重くて地震に弱い」との風評被害が広がりました。景気の低迷も重なり淡路瓦の売り上げは十年間で半減したそうです。瓦業界も現在必死でマスコミなどを利用して耐震に強い軽量化を図って販路を拡大に必死だ!!!
淡路の一島民として伝統ある地場産業の復活を目指す淡路瓦を応援したいです。