
当園のハウスで頑張っているカーネーションもいよいよ最終段階へ突入。何といっても、今年は2月、3月は季節外れの雨がつづいたり、例年以上に寒波が襲来したりしてカーネの採花本数も驚くほど少なかった。またその寒波は4月に入ってもつづき、出荷している生花市場からは母の日に予対分(予約注文)のカーネが心配になり、幾度となく来園するほどだった。幸いなことにビックイベントとなる母の日一週間ぐらい前、5月の前半(ゴールデンウイーク)から急激に晴天がつづき気温も上昇し、まだか、まだかと蕾が花を咲かすのを待っていたカーネも一気に開花。その勢いが、母の日終了後には、益々エスカレート。パカパカ咲く咲くカーネ状態がつづいた。出荷する生花市場の相場も下降線を辿り、かなり厳しい相場がつづき、今後のカーネの作付けの不安、お先真っ暗な話題ばっかしがカーネを作る農家で飛び交った。正直、この先当園も農園経営が存続できるか真剣に考えるときがやってきた。でも、クヨクヨしていても明るい明日はない。気を取り直して、やはり一本でも立派なカーネが作れる職人になって頑張るぞ!!!!