

無肥料・無農薬でリンゴ栽培に挑戦しつづけた人。その人の名は、木村秋則氏。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演し一躍有名人となり、今や時の人となった。りんごの無肥料、無農薬栽培に長年挑戦しつづけ、10年以上もの歳月を極貧生活に耐え、世界初の無肥料・無農薬栽培に成功した。自然栽培の普及に労を惜しまず、自分の夢をかなえる不屈の精神は立派の一言に尽きます。また、執筆活動に各地での講演活動や農場での実践講義を開くほど多忙極まりない毎日の様子であります。自分の歩むべき道に信念を持って進むことの大切さ。そして、木村さんはりんごにかける情熱には脱帽します。私も同じ農業人として、例え一つでも見習いたいです。木村さんの生き方すべてを目標とすることは難しいけれど、希望や勇気を与えてくれる素敵な言葉がたくさんあります。そんな、木村氏が執筆した書籍は殆ど読んでいる。りんごの木一本一本に「ありがとう」、「頑張ってくれよ」と声をかけて回る。挙句の果てに、枯れかけた木には「土下座」してお願いをしたというエピソードの持ち主。私も物を育てる農業人。やはり、これらの本を読むと、物を育てる者として「頑張ってくれよ」「ありがとう」などの感謝の気持ちを。そしてやはり「信念」を忘れてはダメなんだなあと考えさせられます。